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【医師解説】札幌市のHPVワクチン無料接種はいつまで?高1の9月末がタイムリミットな理由(土曜接種可)

【医師解説】札幌市のHPVワクチン無料接種はいつまで?高1の9月末がタイムリミットな理由(土曜接種可)

2026/08/22(Sat)

【医師解説】札幌市のHPVワクチン無料接種はいつまで?高1の9月末がタイムリミットな理由(土曜接種可)

「市からHPVワクチンの案内が届いていたけれど、部活や勉強が忙しくて後回しになっている」 「いつまでに打てば無料で済むの?」 高校1年生の娘さんを持つ保護者の方、そして学生の皆さん。子宮頸(けい)がんを予防するための「HPVワクチン」ですが、実は公費(無料)で接種できる期限が迫っていることをご存知でしょうか? 「高校1年生の3月末まで無料でしょ?」と思われがちですが、実は「高校1年生の9月末」までに1回目の接種をスタートしないと、全額無料には間に合わなくなってしまいます。 今回は、なぜ9月末がタイムリミットなのかという理由と、自費になった場合の費用、そして当院での土曜接種のサポートについて産婦人科医が詳しく解説します。

1. なぜ「高1の9月末」がタイムリミットなの?

HPVワクチンを公費(無料)で接種できる対象年齢は、小学校6年生~高校1年生相当の女子(年度末の3月31日まで)と定められています。

現在主流となっているシルガード9(9価ワクチン)は、十分な免疫をつけるために合計3回の接種が必要です。そして、この3回を打ち終わるまでには、以下のように「約6ヶ月」の期間がかかります。

  • 1回目
  • 2回目: 1回目から2ヶ月後
  • 3回目: 1回目から6ヶ月後

つまり、対象年齢のギリギリである高校1年生の3月末までに3回目の接種を終わらせるためには、逆算して「高校1年生の9月末まで」に1回目をスタートしなければならないのです。

10月以降に1回目を打ち始めた場合、3回目の接種が4月以降(高校2年生)にズレ込んでしまい、その分は公費の対象外となってしまいます。

※初回接種が15歳未満の場合、6~12か月の間隔をおいて合計2回の接種となります。

2. もし無料期間を過ぎて「自費」になったら、いくらかかる?

「もし間に合わなかったら、実費で払えばいいかな」と思うかもしれませんが、HPVワクチンは非常に高価なワクチンです。

公費の期間を過ぎてから自費でシルガード9(9価ワクチン)を3回接種した場合、医療機関にもよりますが、1回あたり約3万円もの費用が自己負担となってしまいます。

公費で受けられる期間内に接種を完了することは、娘さんの未来の健康を守ることはもちろん、ご家庭の経済的な負担を減らすためにも非常に重要なのです。

3. 子宮頸がんは「ワクチン」と「検診」で防げる病気です

子宮頸がんは、近年20代〜30代の若い女性に急増しているがんです。命に関わるだけでなく、将来の妊娠や出産に大きな影響を及ぼす可能性があります。

その原因のほとんどがHPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスの感染によるものです。HPVワクチン(シルガード9)を接種することで、子宮頸がんの原因となるウイルスの感染を約90%防ぐことができます。

ワクチンの副反応(接種部位の痛みや腫れなど)について不安な情報を見聞きして迷っている方もいらっしゃるかもしれません。当院では、接種前にしっかりと医師がご説明し、ご納得いただいた上で安全に配慮して接種を行います。疑問があれば遠慮なくご質問ください。

4. 愛産婦人科は「土曜日の接種」にも対応しています!

「平日は娘の学校や部活があって、なかなか病院に連れて行けない…」 「親も仕事があって、平日の日中は付き添いが難しい」

そんなご家庭の声にお応えし、愛産婦人科では土曜日のHPVワクチン接種にも対応しています。

土曜日であれば、学校がお休みの日に親子で一緒に余裕を持ってご来院いただけます。接種後の体調変化にもご家庭でゆっくり寄り添うことができるため、安心です。

まとめ:9月はあっという間。早めのご予約を!

高校生活は、勉強に部活に行事にと、毎日があっという間に過ぎていきます。「気づいたら9月末を過ぎていた!」と後悔しないために、案内が届いたらできるだけ早めにスケジュールを組むことをおすすめします。

大切な娘さんの未来を子宮頸がんから守るための、大切なプレゼントです。ご予約やワクチンのご相談は、当院までどうぞお気軽にご連絡ください。