入院中・産後のこと

　分娩当日を0日目、翌日を1日目と数えます。初産婦さんは産後5日目退院、経産婦さんは産後4日目退院となります。

※　先天性代謝異常検査があります。詳細は「赤ちゃんのこと」のページをご参照ください。

• 退院時間の目安：火・金曜日は14時頃、それ以外の曜日は10時頃の予定です。
• 赤ちゃんは、退院までに小児科医の診察を2回受けます。
• この他に、赤ちゃんには任意の検査が2種類あります。生後1日目以降に行うサイトメガロウイルス検査と、生後4日目に行うライソゾーム病検査です。詳細は「赤ちゃんのこと」のページをご参照ください。

手術前日（14時に入院）

• 入院中のスケジュールや術後の流れを説明し、病棟をご案内します。
• 赤ちゃんの心音のモニターをつけます。
• お腹から下の毛を除毛します。
• シャワーは20時までご使用できます。
• 21時までは飲食できます。以降は、病院からお渡しする経口補水液を手術室へ行く2時間前までにお飲みいただきます。

手術当日

• 起床後、赤ちゃんの心音のモニターをつけます。
• 手術衣に着替えて血栓予防のストッキングを履きます。
• 髪の長い方はヘアゴムで結んでおいてください。
• 逆子の場合は、エコーで赤ちゃんの向きを最終確認します。
• 9時頃から水分補給の点滴を行います。
• 手術室に行く1時間前に抗生剤の点滴をします。

※手術のTV中継を希望される場合は、事前にスタッフへお申し出ください。

手術室

• 腰から下の感覚がなくなる麻酔と、術後の痛み止め用の麻酔を行います。
• 尿のカテーテルを入れます。
• 赤ちゃんの状態落ち着いたら、赤ちゃんと対面することができあす。
• 約1時間で手術が終わり、お部屋へ戻ります。

帰室後

• 手術後は約2時間酸素マスクと血圧や心電図のモニターをつけます。
• 血栓予防のため、足底をマッサージする機械を翌朝までつけます。
• 徐々に麻酔が覚めてきます。足が動くようになったら、足首を回したり、膝を立てたり、横向きになったりしましょう。
• 痛みが強い時は、痛み止めを使用します。スタッフにお知らせください。
• 点滴は翌日まで続きます。
• 手術後4時間が経過し、腸の動きを確認して、飲水が開始になります。

赤ちゃん

• 手術には小児科医が立ち会います。
• 新生児室で小児科医の診察後、赤ちゃんのパパは新生児室に入ることができます。パパ以外の親族の方は、ガラス越しでのご面会となります。
• 母子ともに問題がなければ、授乳することもできます。育児はスタッフがお手伝いします。
• 手術当日の夜は、新生児室で赤ちゃんをおあずかりします。

術後1日目

• 食事は昼食から再開です。昼食が術後食、夕食が普通食となります。
• 水分補給の点滴と、朝夕に抗生剤の点滴があります。
• 歩行ができれば尿のカテーテルを抜きます。
• シャワーの代わりに身体を拭いて、着替えをします。
• 血栓予防のためにも水分をしっかり摂り、動くようにしましょう。

術後2日目

• 背中の麻酔のカテーテルを抜きます。(１日目に抜くこともあります。)
• シャワー浴が可能になります。

シャワーは体調をみて産後2日目より入ることができます。シャワーは10～20時まで、予約制です。シャワー中は赤ちゃんをおあずかりします。

＊ママと赤ちゃんの状態が落ち着いていたら、いつでも面会ができます。

＊母子同室はママの体調をみながらできる範囲で進めていきます。

＊ママが休みたい時には、新生児室で赤ちゃんをおあずかりします。

＊授乳やおむつ交換は、その都度スタッフが説明・お手伝いします。

• 出産育児一時金や各種保険の書類は、１階事務へ提出してください。
• 母子手帳は入院期間中ナースステーションでおあずかりします。届出等で必要な場合はスタッフにお知らせください。